Obesity Rate Falls for New York Schoolchildren
NY市で子どもの肥満率が低下

単語・イディオム

obesity:「肥満」
scourge:「問題、災いのもと」
relentless:「厳しい、絶え間なく続く」
plague: 「苦しめる」名詞として使われる場合は、「災難」「伝染病
buoy: 名詞だと「浮き、ブイ」ですが、ここでは動詞で「励ます、支える」

要約
NY市は、市内の学校に通う子どもたち(キンダーガーデンから8年生)の肥満率が過去5年で5.5%低下したと発表した。同市の衛生局長は、「数字はわずかだが、これまで増加し続けていた肥満率が減少したという事実だけでも賞賛に値する」としている。NY市は近年、保護者の意識向上を目的として清涼飲料水による砂糖摂取の危険性を訴えるキャンペーンを実施してきたほか、校内の自動販売機で販売できるスナックの種類を制限したり、校内カフェテリアにサラダバーを設置するなど、さまざまな対策に取り組んできた。今回、子どもの肥満問題で改善の兆しが見られた大都市は、全米でNY市のみだった。(NY在住の翻訳家、横島智子)

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コメント
「食育」が比較的進んでいる日本の標準と比べると、アメリカの子どもたち、特に貧困層の食生活は栄養バランスが非常に悪く、子どもの肥満は全国的な問題となっています。NY市は昨年から、砂糖接種の制限を訴えるキャンペーンを大々的に行っていて、地下鉄でもかなりインパクトのあるポスターをたびたび目にします。こちらのポスターは、「あなたの子どもはたった今、26包ぶんの砂糖を食べました」というメッセージ付きです。