Cancer Survivors Who Stay Active Live Longer
がん経験者、運動で長生き
単語・イディオム
cancer survivor:「がんを克服した人」
roundtable:「円卓」転じて「(円卓を囲んで行うような)討論会」
sedentary:「あまり運動しない」
tease out:「(情報を)ときほぐす、引き出す」
要約
がんを克服した元患者がウォーキング等の運動を習慣にすることで、心臓病などの二次的な疾患の発病率やがんの再発率が下がり、より長生きできる傾向があることがわかってきた。従来、エクササイズによってがん治療の疲労が増加する危険や、再発を促進するリスクが指摘されてきたが、最新の研究では運動によってむしろ疲労が軽減されることがわかっている。
研究を行ったDr. Ballard-Barbashは、「現代では、がんは不治の病というより慢性疾患になりつつあります。治療後になにも運動をしなければ、他の慢性疾患を引き起こす危険もあります」と言う。被験者のがんの種類や比較対象等、同分野での研究の改善点は未だ多いが、医師の承認の上で行う限り、どんな種類の運動でも効果が期待できるという。(NY在住の翻訳家、横島智子)
————————————————-
コメント
健康欄の記事から。
よく読まれていた記事で、コメント欄には実際にがんを克服した人たちの体験談も多く寄せられています。