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海原純子のHarvard Diary

コラム・記事

不登校の前兆である「遅刻」:海原純子のハート通信

中学生の不登校は大きな問題で、その対策や決め手は模索中です。文部科学省による2009年の調査では、中学生の長期欠席者は全体の3・6%もおり、その多くが「不登校」だということです。心理学研究の最新号では、名古屋女子大学の研 …

サクセスフルエイジング:海原純子のハート通信

最近、「幸福」に関する話題が盛んに取り上げられるようになりました。心理学の研究分野でも幸福をテーマにしたものが多くなり、今年度の心理学評論最新号では幸福感と文化がテーマとして編集されています。その中に東京女子大学・唐澤教 …

時間管理は得意ですか:海原純子のハート通信

「時間が足りない」「もうこんな時間」――そんな言葉、よく聞きますね。あなたはいかがでしょう。時間管理はお得意でしょうか。  2012年の日本心理学会発行の心理学ワールド58号は、時間管理の特集号でした。その中で、福山大学 …

数字で色?:海原純子のハート通信

「音を聞いた時、同時に色や味を感じる」という感覚、おわかりになりますか? 東京大学の池上研究室の松田英子さんが、最近の「心と社会」で、こうした感覚についてエッセイを書いている。  松田さんは子どものころ、デパートの駐車場 …

論文や学会発表の仕組みは?:海原純子のハート通信

iPS細胞を作製した山中伸弥・京都大教授のノーベル賞受賞決定以来、森口氏の疑惑を含め、論文や学会発表に関する話題が急に多くなったこのごろです。みなさんの中には、論文でも査読を受けないものがあるの? 学会発表にはポスター発 …

楽天家は長生き:海原純子のハート通信

9月に行われた人間ドック学会の特別講演で東北大学の辻一郎教授がケンタッキー大学で行われたユニークな研究を紹介していた。1986年に始まったこの研究は当時75歳から102歳まで約700人の修道女の協力による追跡調査である。 …

ヨーガなどボディーワークの効果を証明する:海原純子のハート通信

西洋医学はエビデンス・ベイスト・メディスン(EBM)が強調されています。EBMとは、直感や個人的な体験によるものではなく、統計データの分析などにより科学的で信頼性が高く、客観的な評価を得ているエビデンス(証拠)をもとに医 …

Publish or Perish? :海原純子のハート通信

秋は学会シーズンです。9月初めから各地で学会が開かれ、私も忙しくなります。学会で発表した研究内容を論文にして投稿するのが研究者にとっての大切な役割の一つです。  そんな時、どの学術誌に投稿するか、というのは、私たちの頭を …

夫(妻)への満足度は?:海原純子のハート通信

先日、ある雑誌で「夫婦のストレス」というアンケート調査をもとにしての対談が行われました。対談相手は作家の桐野夏生さん。  それによると、主婦のストレス要因のトップにあげられていたのは「夫」。うーむ、なるほど、という気もし …

「一無二少三多」をご存じですか?:海原純子のハート通信

9月1日、2日の2日間、東京フォーラムで第53回人間ドック学会学術大会(会長=和田高士・慈恵医大教授)が開催されました。人間ドックで健康状態をチェックし、見つかった異常を生活習慣で改善していこうという「チェックケアプロモ …

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